固定ハンドルは匿名と同義か

 小倉弁護士が固定ハンドルも匿名の一種として取扱うとご自身の blog で述べています(参考リンク)が、今回の論旨は若干乱暴かな、と感じます。と言うのも、論旨の通りに運用すると芸能人が使う芸名や作家の使うペンネームも「自らの発言に伴う責任を回避できる」匿名の利益を享受できていることになり、不自然さを感じてしまいます。

 この辺は Internet 以前の無手順 BBS を経験しているか否かで感覚が違っているのかな? と思っています。恐らくは小倉弁護士の使う「固定ハンドル」とは、2ちゃんる等で言うところのいわゆる「コテハン」的なイメージで言われているのだろうと思われますが、私なんかだとある程度身元の知れた状態だと認識しています。それは、今や懐かしい無手順 BBS の時代では、自身の個人情報を登録した上でハンドルを登録します。今で言うとソーシャルネットワークが近いのでしょうか、そう言った文化を経験しているか否かで”固定ハンドル”と言う言葉に抱く印象も変わるのかなと、そんな印象です。小倉弁護士と私とはそんなに歳は離れていませんが、これも一種のジェネレーションギャップになるんでしょうか(笑)。

 尚、私もハンドルで表記していますが、自分でドメインを所有、公開しているため私個人の基本情報は積極的には開示していないが調べれば判る状態にあり、且つそれで善しとしています。むしろ凡庸な本名を使用するよりもネットワーク上では覚えられ易いかなと(なにせ Google 先生で「凧」を検索すると今日現在 21 番めに「凧おるぐ」がヒットするくらいには認知されていますから/笑)。匿名を目的としない”固定ハンドル”があることは認識して頂きたいと思った次第です。

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  • 自分の文章に責任を持つのに実名が必要か

    Excerpt:  固定ハンドルは匿名と同義か   http://takoheya.at.webry.info/200505/article_18.html 面白い記事があったので、私も書いてみようと思います。 .. Weblog: *翼あるもの*@WebryBlog racked: 2005-05-18 00:33