AT-X の画質向上について(その2)

前回解像度の向上について指摘しましたが、今回はコンポジットとコンポーネントについて。
別に AT-X に限りませんが、無印スカパーでは殆どの番組でコンポジットソースを使用しているためドット妨害やクロスカラーから逃れられていません。従ってチューナからは敢えてコンポジット端子から出力して外部機器による三次元 Y/C 分離を行なった方が結果的に良好な画質が得られる場合が多いです(この辺はこっちのページで書いていますが)。
ところが最近 AT-X にて一部の番組がコンポーネントソースを使用していることに気付きました。画像は 6/12 に放送された「トップをねらえ2」第三話同一フレームの極一部を4倍に拡大したものです。左がS端子で接続したもの、右がコンポジット端子で接続したもの。マスターがコンポジットだとS端子で接続しても右の画像のようにドット妨害が発生するシーンですが、左の画像はきれいなものです。
さて、問題は全ての番組がコンポーネントソースで放送されていればS端子で接続することで解決するのですが、現在のところ極々一部の番組しかなされていないと言うことで、他局も含めてどのように接続するのか非常に悩ましいのが正直なところです。
余談:
スポットでは画像の「トップをねらえ2」の他「僕は妹に恋をする」が、帯では「スピードグラファー」「バジリスク」辺りがコンポーネントソースでしょうか。テレ東地上波ベースの番組やデジタル WOWOW ではコンポーネントだった「グレネーダー」はコンポジットですね。やはり悩ましいです。