AT-X の画質向上について(その3)

前回はコンポーネント化について書きましたが、無印スカパーの SKY 側の局に関してはコンポーネントソースの番組が徐々に増えているようです。このまま増えて行くと嬉しいのですが現段階では弊害も少々。
画像は 6/15 に AT-X で放送された「LOVELESS」本編の同一フレーム一部を切り出したものです。上がS端子から入力された画像をそのままキャプチャしたもの。かなり大きな色タイミングずれが生じてしまっています。下はまるも製作所さんで公開されている Aviutl 用の”色タイミング補正プラグイン”で水平方向 Cb、Cr に -16 の補正を加えたものです。
今のところ AT-X ではコンポジットソースの番組でここまで大きな色タイミングのずれはありませんので、コンポーネント化による弊害と考えて良いと思います。時間と共に治ることを期待したいところですが...
余談:
尚、今回の画像を撮るために AT-X では初めてこの番組を観ましたが、サイドパネル内にレターボックス(ワイドテレビでも額縁になる状態)で放送している地上デジタルより余程高画質では、と思いました。要補正ですが(笑)。