ダウンロードは犯罪に非ず

 岡山県警の巡査長が Winny の暴露ウィルスに感染し内規に反して持ち出していた捜査資料を流出させてしまった件で、減給10分の1(6ヶ月)の懲戒処分が下されたとのことです(参考リンク)。一方、読売新聞岡山版の記事によると
巡査長の個人パソコンには不正にダウンロードした数種類のファイルが残っていたこともわかったが、県警は他人への譲渡などはなかったとして、著作権法違反での立件を見送ることを決めた。
 とのことで、ネット上から「漫画や音楽やそのほかいろいろ」なファイルをダウンロードして他人へ譲渡などをしなければ岡山県警では立件しないことを認めた恰好です。つまり Winny のキャッシュは譲渡へ当らずと。

 Winny ネットワーク可視化システムの運用開始もアナウンスされていますが、警察が身内での使用者を立件しなかったことにより、少なくともアップフォルダへ意図的に放り込んだファイルが無ければ著作権法違反を刑事で問われる可能性は低くなります。もし件の可視化システムでアップロードとキャッシュの区別ができなかったら...?

#もっとも、可視化システム自体 Winny の開発が止まっているから実現できたとも言えますが。

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