衆院選雑感箇条書き

 色々以下に羅列。

・小沢戦略ハマリ過ぎ
 自民党大物を狙い撃ちで、支持基盤をある程度切り崩した上で対抗馬を送り込む。公明党にも強力な候補を宛がう。これらは、勝てれば御の字、勝てなくてもそれらの候補を地元に縛り付けることができ、他の選挙区で有利に働く。結果、いくつかの大物、公明党に至っては選挙区全員を落選させることに成功。これは目論見以上の戦果で、小沢さん自身も例えば田中康夫さんが勝てるとは思っていなかったのではないか。

・自民党以上に傷の大きな公明党
 小選挙区で全敗。元々支持団体以外の集票が大きくは見込めないため小選挙区では不利な公明党、勝つために「強力な与党」との選挙協力が不可欠。にも関わらずその与党が今回弱すぎた。今後他党と組むことができなければ、もう小選挙区では勝てないのでは。

・自民党の復活への道
 遠い。仮に民主党が企業献金を禁止した場合、企業へ利益を誘導することで基盤を築いてきた自民党はそれを失う。そして恐らく小沢さんは容赦しない。民主党が割れない限り、相当の時間を要するか、或いは...?

・自民党の比例復活組
 下野したことに加え、選挙区を落としたことで発言力の低下は免れず。実際、以前は総裁候補の声さえ出た野田聖子辺りも今回全く推す動きがない。実際、戦犯の一人だしね。

・奇跡の復活組
 前回の衆院選に続き、今回も勝ちすぎて比例区の名簿が足らなくなって他党に当選を分配する例が4議席も発生。前回このパターンで当選したのが比例単独の名簿順二位だった、実はあの保坂展人さん。東京地区では各党対策したので今回は奇跡は起こらず。ただ、東京で石原伸晃さん相手にあそこまで渡り合ったのなら、手応えはあったかと。

・麻生さんでは勝てないと思った瞬間
 解散を予告して、最初にやったのが経団連や支持団体巡り。成る程選挙戦略としては間違いないのだろうけど、結局庶民(?)は後回しなのかと。最後まで「変われなかった自民党」を象徴していた。

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