似ているようで違うもの

 「割られないと思います」と呟いて採用したオンラインアクティベーション(Buddy)が速攻で破られてしまった あかべぇ が、次々回作で Denuvo を採用するとのことで一部で話題になっています。尚、「最強のプロテクト」みたいに紹介されている Denuvo ですが、実は複製を防止する目的のものではないのでこれ単体では違法コピーを防げません。Denuvo はあくまで改竄防止を目的としたものだと解釈しています。

 簡単に書けば、ソフトウェア全体を難読化し今回の例では複製防止等を無効化しようとする改竄の難易度を上げよう、ってことですね。なので別途オンラインアクティベーションなりディスクプロテクトとの併用が必要でしょうから、そのコストを吸収できるほど売上が伸びなければ厳しいのではないかなと、少々心配してみたり(以前アクティベーションを採用していたメーカは総じて売上自体は落ちると証言していますし...一応中古ショップへのライセンスコードのみの販売など対策はしているようですが)。

 ところで、何故プロテクトやアクティベーションの採用が売上に繋がりにくいのか、今まで指摘していた誤爆やユーザの利便性、販売店の発注数以外の要件を考えてみたところ、

・同一メーカのタイトルを継続して購入しない「一見さん」は(私みたいなの除いて)それを判断材料にしない
・同一メーカのタイトルを継続して購入している「常連さん」は(私みたいなの略)無関係に購入可否を決める
・最初から買わない人間は(私み略)それを理由に購入することは無い

 と、身も蓋も無い考えに行き着いてしまったのですが、パッケージ販売にこだわるのであればやはり物理的に所有したいと思わせる施策を採らねばどーしよーもないのでは...

 ちなみにデータ販売はもっと厳しいですよ。実例として、kindle で \0 販売(?)されているからってそれを全部購入(?)することは無い訳で。物欲以外の、欲しいと思わせる「何か」が要求されます。

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