つながる言葉

avant.jpg 新しい自動二輪用インカムとして Interphone AVANT を購入しました。ざっくり、Interphone Tour に Bluetooth ユニットをもう一つ追加したモデルと考えて構わないかと。結果として、Tour に抱いていた不満点がほぼ解消されたモデルとなっています。

 ヘルメットに取り付けるインカムはソロと二人以上では役割が異なります。ソロの時はナビの音声を聞く、音楽を再生するなど受けの機能がメインとなり、それには Bluetooth が一つあれば問題有りません。これが二人以上で走るとなればお互いに情報交換という名で駄弁りながらの通話がメインとなります。この際ソロの時に使っていたナビ音声などがオミットされてしまうので、知らない道を走るときなどうっかり分岐を見逃すことなど良くあることでした。それはそれでネタになるのですが不便ではあります。

 これに対し、他社では3年ほど前から Bluetooth ユニットを二基搭載し、通話しながらナビ音声をバックグラウンドで流すことを可能としていました。ヘルメット用インカムのリリースや多人数通話に関しては先鞭を付けた cellularline でしたが、Interphone シリーズではこの多ユニット化に出遅れた感が否めません。それがようやくこの AVANT で叶ったことになります。

 実際に使ってみましたが、会話が途切れた際の無音がなくなるだけで何となく感じる「間」を無視できるようになり、なにかネタは無いかと巡らす思考が減ります。尚、うっかり歌い出さないよう自制も必要です。

 オプション類は Tour と共通、ボタンが段差有りで特にウィンターグローブでの判別が容易くなっていて、本当に正常進化モデルです。これでももう少し日本語ガイダンスが格好良くなっていれば良かったのですが。あと、音声コマンド入力は私には無理です。数十回試して数回成功って精度ならボタン押した方がストレスがありません。iOS 用アプリも再コネクトを繰り返して使い物にならないので最初から無いものとして考えた方が良いでしょう(この不具合は一つの端末に複数の Interphone をペアリング登録すると発生するようです)。

 他社フラッグシップ機の採用するメッシュ機能は今のところメリットが感じられない(むしろ Bluetooth 本来の機能が劣化する)ので、8台まで自動ペアリングする本機で困ることは無いでしょう。と B+COM BS213 > Interphone F4 > F5 > F5MC > Tour > AVANT と渡り歩いてきた来た者の印象です。

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